氷河期が棄民だというならば、棄民は勝手にやっていくしかないと悟った

どうも氷河士業です。

 

自己紹介をすると、氷河期世代に生まれついたばかりに、強烈な競争に放り込まれてなんとか生き延びているアラフォーです。

 

私はたまたま運が良かったから、サラリーマンの席を確保して、士業の資格も持っているという氷河期の同胞達からすると恵まれたところにいます。

 

こんな風に言うと、氷河期世代同士でマウンティングなどが始まりがちですが、はっきり言って私は単に運が良かっただけだと考えています。

 

だって、最初の会社はドブラックだったし(知ってます?休日数が90日に満たない企業って掃いて捨てるほどあるんですよ?労基法だと週40時間以上働くと残業代を出さないといけないのに不思議ですよね?)、一年で速攻やめて次に入った会社も毎月100時間残業だったし。

 

何度、「いつまでこんな働き方をしなきゃならないんだ!」って泣きながら帰宅したことか。知ってます?毎月100時間も残業していると、自分の時間ってぜんぜんないんですよ?

 

寝ておきたら会社が始まっているみたいな。

 

何のために生まれてきたのか?ってアンパンマンの歌では聞いてきますが、その当時の働き方からすると、働くために生まれてきたっていう気色悪い回答しか出てこないわけです。

 

で、なんやかんやで会社を辞めて、転職して今の会社にいるって訳です。

 

ただ、これって私の努力ではなくって、単に運が良かったからですし、もっと言えば、上の世代はろくに努力なんかしなくっても手に入れていた待遇な訳ですよ。

 

全く馬鹿馬鹿しいですよね…

競争から降りる

で、こうやってブログを書いているんですが、悟ったことがあって氷河期の同胞に知らせたいから始めた感じです。

 

その意味では、上の世代、特に団塊の世代なんかにはこのブログは読んでもらいたくないとかんがえています。個々人については含むところはないですし、尊敬できる先輩も沢山います。

 

また、あなたたち団塊の世代は(我々氷河期世代を食い物にして)幸せに生を全うできると思います。おめでとうございます。心よりお慶び申し上げます。だから、氷河期世代たる我々のことはほっといてください。

 

話しはズレてしまいましたが、我々の同胞は上の世代が作ったルールに乗っかることはやめた方がいいと考えています。

 

具体的には、経費を徹底的に削減して競争から降りることを考えたほうが幸せに近いという感じです。

 

車も、時計も不要です。同世代でマウント合戦をやりたいならどうぞご勝手にですが、幸福度には全く効果を持ちませんから。

 

家も洋服も安くっていいです。なぜならば、それでも一昔前の大富豪より生活水準が高いから。

 

そして、余計な消費を抑えたら労働の負荷を徹底して下げることを考える。

 

それが幸せになるコツかなと感じています。

なぜ競争から降りることが幸せにつながるか

現代人の不幸の大きな源泉は労働だと考えています。異論反論はあるとおもいますが、私たちの物でないビジネスのために骨身を惜しまず働くという行為に意味を見いだせません。

 

社長が骨身を惜しまず働くことは理解できるのですが、タダのサラリーマンである管理者が労働強化を行う様は理解できないです。

 

まあ、それはともかく、小見出しを回収すると、「競争から降りても得られる幸福度は落ちないからです」

 

どういうことかというと、上でも述べたとおり我々の生活水準は一昔前の王侯貴族を凌駕しています。だから、最低限の時間だけ働いて、後の時間は自分自身のために使うと良いと考えます。

 

もちろん、同世代の人たちと比較すると、差があります。しかし、一昔前の貴族はアニメもまんがもなかったし、音楽だって好きなときに聴けなかったのです。

 

また、そんな覇気のないことを言うなというお叱りが(主に上の世代から)聞こえてきそうですが、我が国は20年近く停滞している国です。

 

他の先進国は20年の間に所得が2倍以上になっているのに、我が国はそのまま(なんだったらさがっている)のです。

 

だから、日本人同士比較してもしかたないですし、無理に頑張ることなんかないんです。

 

もっと言えば、我々氷河期世代は個人の努力ではどうにもならないわけですから。

 

足るを知れば、明日からだって幸せになれるわけですから、副業だ起業だと、余計なことをするよりも、働く時間を減らす方向に舵を切るべきです。