一生働くんだから団塊的な労働観を全否定し、働きやすい環境を勝ち取るのだ

氷河期世代の同胞諸君。ちゃんと生きているかい?

 

どうせ我々は生涯現役の美名の下、一生働くことが確定しているけど、だったら多少なりとも労働環境を良くしたいと思いませんか?

 

今日は、労働環境をよくする方法を共有していきたいと思います。

 

なお、今の糞な労働環境は団塊世代以上が大切にしてきた価値観から生まれているから、氷河期世代の同法諸君はあっさりとぶち壊すことに異論はないよね?

 

じゃあ、今日のお話を初めていくよ

 

1 過剰に成果を求めない、プロセスを神聖視しない

 

2 同僚や後輩・部下に労働強化の圧をかけない

 

3 有給(年休)を取る機会を少しづつ増やす

 

4 残業なんかしない(する場合はサビ残はしない)

 

 

 

1 過剰に成果を求めない、プロセスを神聖視しない

これは団塊連中のメンタリティーからくる悪癖の最たるものだ。

 

連中はスポ根とか下らない価値観を、当時の下らないTVを見ることで身につけたのだ。

(連中が成人しつつあった1970年頃に「巨人の星」とか「あしたのジョー」とか、「アタックNo1」、「柔道一直線」何かを見ていたんだよ。漫画やドラマの影響力の凄さはよくわかっていると思う。)

 

そんな連中の大好物は過剰品質だ。市場から1を求められているのに1.5、もしくは2を提供しようとする。当然、市場から得られる報酬は1の分だけ。

 

こんなことをやっているから生産性が上がらないのだ。

 

そして、これに輪をかけて悪いのは、プロセスの神聖視である。この生産性が上がらないこと(要は無駄に苦行をしていること)を、根性といったよくわからない精神論で神聖視し、求めてくるのだ。

 

我々がやることは、単に必要十分の水準を提供することであり、競争力につながらない過剰な成果は唾棄すべきものである。

 

今後の話にもつながるが、この過剰な成果要求が、同調圧力をかけて、それを強制させること、有給を取れなくする、サビ残を強要するなど、労働環境悪化の最たるものだ。

 

2 同僚や後輩・部下に労働強化の圧をかけない

意識の高い愚か者がやりがちなのがコレ。「僕の考えた最強の成果物」・「僕の考えた最強の働き方」を強要する空気を作る奴いますよね?

 

そんなことはやめましょう。

 

そもそも、成果が上がらなくて困るのは誰なのか?もちろん組織の構成員全員かもしれません。でも、成果が上がっていない(ように見える)人を迫害する権利は、基本的に貴方には付与されていません。(人事権あります?)

 

だから、成果が上がらない責任の所在は、そういったスタッフをアサインした側にあり、貴方にはないと考えます。

 

それなので、職場で変な労働強化の圧をかけたりするのはやめましょう。それは回り回って貴方の働く環境を損ないます。

 

あとは、コンプラを持ち出して労働強化の圧をかけるやつを迫害するのもいいですね。勝手に労働強化して、事故でもあったら「社長」や「株主」に不利益を与えちゃうから大変ですよねー。

 

3 有給(年休)を取る機会を少しづつ増やす

我が国は空気感が王様です。だから、休める空気を醸成しましょう。今年付与された有給を職場の平均よりも使っていないなんてことはないですよね?

 

もしそうだとしたら、貴方は加害者です。あなたが有給を取らないから、周りも取りにくくなっているのですよ。

 

だから、今年有給をあまり取れなかった人は深く反省して、今年よりも多く有給を取ることを目指しましょう。

 

あと、有給を取らないのが有能だと思っている人には、むしろ無能であるという圧はどんどんかけていきましょう。

 

1日は年間の労働日のなかでどれくらいのウェイトなのでしょうか?年240日働くならわずか0.4%程です。

 

わずか0.4%の余裕も作り出せない働き方をする奴ですよ?そんな働き方をするやつが有能なわけないですよね。冗談はやめてくださいよ。

 

また、休むのも仕事の内っていうのもいいですね。休んで色々周りを見ることで仕事の能力がアップする。それを怠っているわけだからあんまりちゃんと仕事に向き合っていないという論理です。

 

あとは、なにか会社を休むとまずい理由でもあるのか?といった圧もいいですね。「休みを取れないなんて、貴方以外が取引先からの連絡に対応すると困るんですかねー(棒)」って言い方です。

 

この他には、上司が有給を認めないと言ったケースがありますが、それはちゃんとした労務管理ができない、チーム運営ができない無能であると「有給の消化日数という数値で」明白に示されてるんですよね。

 

そのことをチクチク言っていくといいですね。

 

あ、有給を取ったら仕事が終わらないですって?それを休日返上で終わらせているから良くないんですよ。

 

もっと言えば今のお給料は年20日休む前提でのお給料なんですよ。だから、有給全消化できていないのは労働力の不当廉売をしているのと同じなのです。

 

4 残業なんかしない(する場合はサビ残はしない)

給料分以上の働きをすることはとても尊いように思うかもしれませんが、それはそういった価値観を持っている人たちだけでやってください。

 

この種の行為は、完全に労働力のダンピングですから、みんなの生活を害しているんですよ?

 

そもそも残業なんかしないで仕事を回せるようにするのが経営の仕事です。それを怠っているわけですから、当然納期に間に合わないこともあり得るんですよ。

 

そんなことはないというかもしれませんが、所詮働いているのは人間なんです。だから、カツカツで残業前提の納期で仕事をしていて、働いている人が急に倒れてしまったらどうするつもりなんでしょうか?

 

その辺のリスク管理ができていないおそまつな経営でしかないという点をぜひ考えていきたいものです。

 

どうせ一生働くんだ

我々氷河期世代以降の人間はどうせ一生働くんです。だったら一生働ける前提の労働環境を作っていくしかないんですよ。

 

過剰品質を提供しない、労働強化の圧をかけない、ちゃんと休む、残業しない

 

コレだけが守られた世界を想像してみてください。ずいぶんマシな働き方になると思いませんか?

 

早速、明日から実践していきましょう。

 

定年間際の人がいい顔しないですって?そういった人は当事者意識がかけているだけですからサクッと無視しましょうよ。